学習塾選びのポイント

さまざまな種類の学習塾の中から、子供さんに最適な塾をを選ぶのは大変ですよね。そこで、失敗しない塾選びのポイントを紹介します。その塾の教育方針はどんなものかや、その目的が明確に書かれている塾は、信頼できる対象となるでしょう。志望校合格のため、成績向上のためなどの目標を、どのようなシステムで達成を目指すか、はっきりとわかる塾は検討してみる価値があります。また、授業の時間割やコース、そして授業料がわかりやすい塾は、後からトラブルが起こる可能性がないので安心できます。安心なのは、毎月支払う月謝制の塾です。このような塾は、自信をもっている証拠なので、検討する価値があります。さらに、合格実績だけでその塾に決めてはいけません。大手塾やチェーンの塾なら、生徒が多い分合格する人数も多いのが当たり前なのです。
興味のある塾が決まってきたら、無料の体験授業を受けることが重要です。実際に通塾してから担当する講師が、体験授業でも同じ講師であるかも重要になります。子供さんが体験授業で興味がもてたかどうか、しっかりと確認をしてあげて、条件を満たした塾が見つかったら決定です。

学習塾と家庭教師の比較

子供の学習のために、家庭教師を頼んで家で勉強させるか、それとも塾や予備校に通わせるか、迷ってしまうと思います。そこで、家庭教師と塾や予備校との比較をしてみます。まず、家庭教師は子供と先生が1対1で行なうので、子供にあわせて指導してもらえます。また、家庭教師は学校の教科書やテキストはもちろんのこと、通信学習の添削などもしてくれます。家庭教師は、子供にとってとても親密に感じることができると思います。それに対して塾や予備校は、1人の先生に対して生徒が複数です。そのため、集団指導の場合、先生は完全には生徒全員のことを把握できないこともあります。また塾では、その塾で使用しているテキストや、学校の教科書以外の質問はしにくいかもしれません。
先生についてですが、家庭教師は、生徒の状況にあわせて指導内容や計画を決定していきます。だから、生徒が先生とあまり相性が合わなかったり、先生が苦手な分野を指導する場合は、しっかりと指導ができなくなってしまいます。しかし、そのような場合は先生の交代が簡単にできます。そのため、相性のあった先生と出会えた時は、かなり大きな効果が現れると思います。 塾や予備校では、ある程度決まっている指導方法とカリキュラムのマニュアルがあります。先生はそのマニュアルに基づいて指導するので、どの先生でも平均的に優れた授業ができるのです。

大手学習塾と個人経営塾の比較

大手学習塾のメリットとしては、情報を多く得ることができることや、多くの合格実績があること、模試を多く行なうことなどです。 また、カリキュラムがしっかりしているので、安心して授業が受けられます。デメリットは、マニュアルに従った授業、通うのに時間がかかる場合がある、生徒同士の競争にストレスを感じてしまうなどです。大手学習塾では、先生に質問しにくいと感じる生徒もいるようです。 また、儲け主義だと感じる人もいます。
一方、個人経営塾のメリットは、先生に質問しやすいこと、親身になって教えてくれること、通うのに便利なため部活との両立もできるなどです。また、地元の学校の情報を持っている場合が多いので、テスト対策を行なってくれたりします。 アットホームな雰囲気で、ストレスも感じません。 デメリットは、学習の競争相手が少ないため、なかなか意欲がもてない生徒もいます。 大手学習塾で受けられるような模試がない場合もあります。 優秀で勉強に意欲的な生徒にとっては、ゆったりとし過ぎて物足りないかもしれません。最近ではホームページのある塾が多いので、そこから情報を得たり、口コミなどを読んで、比較してみてください。

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